サヨナラに強くなれない
こんばんは。しーたPです。
最近、身の回りの状況が変わっていくのを感じております。
診療所で仲良くしていた仲間が、夢を叶えて社会に出ていったりということがあったり。
他にも「人との別れ」について考えさせられることがあります。
昔と今では診療所の中でもつるむ仲間は変わったしね。
今はこうやって診療所の中で、傷つきを持った者同士集ってはいるけれど、いずれはここを離れる人もいる。
当たり前だけれど、私たちって一生一緒にいるわけではないんだなぁって思った。
なにかの縁があって今同じ時間を共有しているだけなんだなって。
私は診療所に来るまでは人と親しくなったことってないので、学校の卒業などで友達と別れてもそんなに悲しいと思ったことはありませんでした。
でも今は診療所で心の学びをして、人とも本音の付き合いができるようになりました。
それで人にも安心感や信頼を持てるようになったのです。
今はバイトもしていて、少しずつ社会に出ていっています。
いずれ、私も診療所を卒業する時がくるかもしれない。
そんな時、大切な人たちと離れる時ってどんな気持ちだろう?
去年男装カフェ「QueenDolce」から志眞さんが卒業されました。
志眞さんは私の憧れだったというか、人と違う考えをもっていても堂々としていて、それに加えてお話も面白くて、素敵な人だなぁと思っていました。
私もこんな人になりたいなーなんて思っていたのです。
自分は常連さんに比べたらとても行く回数は少ないですが、行ける範囲でドルチェに行っていたつもりです。
もちろんシフトの兼ね合いで志眞さんに会えないこともあったけれど。
卒業されてからも、やっぱりもっと会ってお話したかったなぁという思いは残ってます。
「後悔しないように会えるうちに会っておこう」って言う人いるけど、私はどんなに会ったとしても、後悔する別れはあると思うのです。
私は自分の行ける範囲で行けるだけ行ったけど、それでもやっぱり「もっとお店で会いたかった〜。お話したかった〜」って後悔してますもの。
「別れがあれば出会いもある」って言葉もあるけれど、これもなんだか的外れに感じてしまって。
自分は志眞さんと別れてから志眞さんに代わるような人とまだ出会ってないもの。
別れがあってもその人と代わるような形で別の素敵な人と出会えるとも限らない。
私は別れにどんな意味をつければいい?